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2017-10

Camel Ride - 2011.11.13 Sun

ギザの3大ピラミッド、我が家がなぜこれまで観光を躊躇していたかというと、ズバリ、観光客を相手にするエジプト人(ギザ人)たちのしつこさが想像できて、それが鬱陶しくて嫌だったからです。

今回この日に観光を決めたのは、エジプト人たちは犠牲祭で肉捌きに忙しくて、観光客の相手をしている場合じゃないかもしれない、と期待したからでした。つまり、この日はあんまりピラミッドの敷地内にギザ人たちはいないかもと思ったのでした。結論から言うと、普段を知りませんが、休日のため子供たちも多く、むしろいつもより多いのではないかという状態でした。十分しつこかったし、それと知らずに偽警官の記念撮影被害やお土産ギフト詐欺に遭っている観光客がたくさんいるのを目撃しました。

ゲートを入ってすぐに、「チケットを見せて」と声をかけるエジプト人。もちろん何の権限もなく、ただのぼったくりガイド(ろくにガイドもできない)です。ついさっきゲートで係りの人にチケットの半券をちぎってもらったわけだから、当然、そんなところで見せる必要はありませんが、敵の堂々とした自信に満ちた態度に、何もわからない観光客の大半は素直にチケットを渡してしまいます。そして、そこからかね、カネ、金の彼らのガイドが始まります。

カフラー王のピラミッドの前では、ポリスのコスプレをしたおじさんに、写真を一緒に撮ろうと声をかけられました。我が家は当然断りましたが、そう誘われて、にこにこと一緒に撮影する観光客の多いこと!そのあと、お金を要求されるのです。そうやって、ギザ人たちは自分たちの評価とともにこの世界的な観光地の評判も落としていきます。

で、トラブルの多いことでは有名な、ラクダ引き。決して敷地内にいるラクダには乗らない、と心に決めていたイッシーとみほとうみでしたが、その一方で、ピラミッド前にラクダがたくさんいるのを見たそうたは、「そうた、ラクダにのりた~い」と無邪気に繰り返していました。知り合いの日本人が、ラクダに乗って写真だけ撮っているのを見かけたので、参考に値段を聞いて、そんなに乗りたがってるなら、写真ぐらいとってもいいのかな、とイッシーの心が動いているのを感じ取ったのか、そうた、勝手にラクダに近づいて行ってしまいました。案の定、声をかけられ…。

写真を撮るだけ、子供たち2人だけ、ということで20ポンドという料金を確認し、そうたとうみをラクダに乗せてもらいました。ラクダが立ち上がる瞬間、ものすごく前に傾くので、うみは怖くなってしまい、立ち上がったものの早々におろしてもらいました。

ラクダにのる子供たち
ラクダにまたがる子供たち。乗りたくてたまらなかったそうたはごきげん。乗りたくなかったうみは少々おどおど。

歩き始めた…
早々にラクダを降りたうみはカメラ係に。なぜか、イッシーの頭にはアラブ風の布が…。しかもそうたの乗ったラクダは歩いてるし…。

イッシーも乗っちゃった
乗らない、と拒否するイッシーに「いいから、いいから」と強引にすすめ、結局乗せられてしまったイッシー、まあ後でたんまりお金を請求されるのは分かっていたけれど、こちらもただの観光客ではないので、とりあえず言いなりになって乗ることにしました。

そして、写真を撮るのにいい場所まで移動するから、とラクダ、やっぱり歩いています。こうやって、人けのないところに連れて行って脅すのが彼らの手段です。

2頭のラクダで撮影
この家族はいいカモだという判断でしょう、怪しいラクダ引き2号とともにラクダがもう1頭登場。みほとうみに写真撮影用にまたがるように言うが、うみはさっきの恐怖で猛烈に拒否。みほはこのあやしい雲行きに当然拒否しました。

この写真を撮影した後、イッシーとそうたの乗ったラクダはさらに歩いてみほたちと離れたところに連れて行かれそうになりました。その間に、初めのラクダ引きの兄ちゃんが、みほにむかって「俺のボスにまず金を払え」とすごみます。まず??

あ~あ、やっぱりこんなことになるのか、と思いつつ、いくら?ときいてみました。我が家は4人。そしてラクダが2頭だから、みたいな話になっていくうちに、みほ、ぶちきれました。うまいこといっといて、しかも最後はダンナと引き離して、脅しまがい。

そんなこと許されるはずがな~い!と、ものすごい剣幕でまくしたて、「だからあんたたちが大嫌いなんだ~」と叫ぶみほに、そんな反応を想定してなかったボスとお兄さん、一気に態度を軟化させ、「どうした、何が問題なんだ、お金か、カネなのか」と。結局は引き離したイッシーを呼び戻し、「ご主人と話し合ってから支払ってくれたらいいから」と言い出しました。

代金は100ポンドというラクダ引きにイッシーは、初めに20ポンドと約束したし、それ以降のサービスはそちらが言い出したことだ、と静かに伝えました。今までの仕事の経験で、エジプト人と論理的な議論は成立しないと身に染みて分かっているので、さて、これ以上しつこくするようなら警察でも呼ぼうかなと思っていたら、観光警察がこちらに向かってきています。それがラクダ引きの目にも留まり、特にそれ以上の口論をすることもなく、堂々と20ポンドを渡してその場を離れることに成功しました。

カモれると思ったのに~。ラクダに乗せて、歩いて、写真もたくさん撮らせてあげたのに~。今回のトラブル被害者は、むしろラクダ引きの方かしら?ちなみに片言ならアラビア語が分かる私たちのリサーチによると、エジプト人にたいするラクダ引きの相場は3ポンドからスタートなので、そこからまだまだ値切れる余地があるということでしょう。

でも、こうやって来た人、来た人に嫌な思いをさせて、その場限りの微々たる収入をまわして生活している彼ら、特別寛大な心を持つエジプト大好きな人以外の再訪を阻むこの素晴らしき世界遺産群、きちんとしたホスピタリティをもてばもっと違う未来があるだろうに、とてももったいないことだと思います。


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