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2017-10

2011年夏 キャンプその4 ~絆~ - 2011.11.04 Fri

この夏キャンプでは、美山の里の住人の方々をはじめ、原村の多くの人たちとふれあい、お世話になる機会があった。ほんの短い滞在期間の間に、よくもこんなに色んな人に出会い、人の輪が広がっていくのを感じられるなんて、なんと幸せなことなのだろうか。

小川

今はカイロに暮らし、アラビア語のできない私たちには人間関係の広がりなどまったくていってよいほどない環境なので特別ありがたく感じる。もちろんまだまだ原村については知らないことだらけだし、移住を決めた気持ちがなんでも前向きに見せてくれているだけかもしれず、いつかこの土地の厳しさに打ちのめされることがあるかもしれない。

今までもコミュニティがしっかり機能している地方の街で暮らしたこともあるが、今のところ原村はやはり特別な感じがしている。

最初の一週間は、一足先にイッシーが美山の里の住人になり、一人という身軽さで、いろいろな人との交流を楽しんだ。薪割を見学させてもらい、ご近所さんにジュースやコーヒーなどをごちそうになり、お話するのは本当に楽しかった。

みほたちが合流してからは、A家のNちゃんとうみたちは本当によく遊んでいた。うみと年が近いけど年長のNちゃんは年の離れたそうたの扱いもお手の物で、常に子供たちはドームハウスか我が家のテントの周辺で遊んでいた。

うみとNちゃんは偶然にも、同じ習い事をしている。Nちゃんは諏訪のバレエ教室に通っており、うみもカイロでバレエを習っているので、キャンプ滞在にもかかわらず、体験レッスンを紹介してもらった。Nちゃんにバレエの道具を貸してもらい、髪も初めてシニヨンにしてもらって、うみも大いに盛り上がり、バレエを楽しんだ。

カイロで習っているバレエよりしっかりした基礎や動きを求められて、でも先生がサポートしてくれたおかげで、苦労はしたけどなんとか出来て、ますますバレエが好きになったようだった。

ホームデザインHARATAの原田さんが建てられた住宅を見て、大変気に入っていたのが、トイレや玄関、キッチンなどに設置されている分厚い無垢板のカウンターで、その材料になる木材を仕入れる材木店「南信資材」に原田さんが連れて行ってくれた。

無垢板

事務所で飲み物をごちそうになりながら、木についてのいろいろなお話を聞いた。今回、予算の都合で、デッキ部分は後で自分たちで作ることになっているので、デッキ材についてもいろいろ聞けて楽しかった。我が家の要所要所に設置されるカウンターやデスクになるのを待っている分厚い4枚の無垢板を目ににして、どんな仕上がりになるのか想像力を刺激された。

キャンプ生活の後半は、そうたとみほが体調を崩してしまい、熱を出してしまった。そして、またもやA家のご厚意に甘え、ピースドームに滞在させていただいた。高性能なドームハウスの、テントとは段違いの暖かさにホッとして(高原なので夏なのに寒いのだ)、あまり静けさに驚いた。

カイロでは怒声、罵声、車のクラクションなどなどにぎやかな騒音の中で暮らしているし、テント生活では木々を抜ける風の音、砂利道を埃を巻き上げ走る車の音など適度に音が聞こえる環境だったので、静謐な家の中が余計音のない世界のように感じたのだ。本当に屋根や壁、そして高性能な窓の力は偉大だと思った。

子供たちにとってピースドームへの居候生活は信じられないくらい楽しかったに違いない。

常に元気だったうみは、Nちゃんたちがランチに行ったり、カラオケに行ったりするのに一緒に連れて行ってもらい、Nちゃんとうみのリクエストで、イッシーと諏訪っ子ランドのプールに行くなど本当に忙しく、充実した日々を過ごしていた。熱で弱っていたそうたにしても、じきに熱がある身体に馴染んでしまい、A家に遊びに来ていた、ご近所の同い年の女の子のKちゃんと、熱があるにもかかわらず、なんだかとっても楽しそうに遊んでいた。

A家にはプロジェクターがあり、旅行のお供に持って行っていた借り暮らしのアリエッティを大画面で鑑賞した。ドームの絶妙な斜め具合の壁が、映画鑑賞に最適で、我が家もドームハウスみたいに住んでるだけで楽しくなるような家を作りたいと思った。そして、映画といえばポップコーン。ドームハウスには遊園地のポップコーン車のミニチュア版のかわいいポップコーンメーカーがあって、食べるだけでなく、作るところから子供も大人も楽しんだ。本当にすっかりくつろいでしまった。

なかなか天候が安定しなくて、最終日にようやく、親切なIさんのお宅から刈払機を借りてイッシーが草刈りをした。Iさんにレクチャーをしてもらい、草を刈ると、造成で醜く変貌してしまった土地にも愛着が戻ってくるようだった。短く髪をきりそろえたようにすっきりした土地を気持ちよく眺め、快く貸してくださったIさんに感謝した。

普段土地も家も人任せなので、こうして自分の手でメンテナンスができたのは本当に嬉しかった。またしばらくは離れるけれど、ささやかな作業をこなすうちに美山の里との絆が徐々に深まっていくのを感じていた。

背中


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