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2017-06

閑話休題 - 2011.08.18 Thu

その他の候補としては、四国はイッシーあこがれの野田知佑の移住した徳島県、清流の宝庫で、川遊びやアウトドアの楽園というイメージ。そして、みほが育った九州からは、海外に出る前に働いていた大分県に久住高原という魅力的な場所があり、徳島も大分も山の幸だけでなく、海の幸も期待できるためとても魅力的な選択肢だった。

故郷ってどんなものなんだろう。中途半端な地方都市のあんまり特色のない街で2人とも育ったため、イメージが湧かない。多分かけがえなのない時間を過ごし、大切な人や場所があればそれが故郷なのかな。

いつか離れることがあっても帰りたくなる場所に住みたいと思った。
マラウイでのイッシーの任地は一番近い街(デッザ)から約15km離れたチョンゴニフォレストリーリザーブというところだった。主に針葉樹が植林された、森林保護区の中に住み、標高1600mの高地だったから常にさわやかな空気と緑が周囲にあった。

その森での暮らしは電気や水の問題が常についてまわり、生活物資が買えるマーケットが開くのも週1度、金曜日のみだったからとても不便だったけれど、私たちはとても大好きだったし、他の仲間も街での活動に疲れると、疲れを癒しに訪れるようなそんな場所だった。

毎日のことではないけれど結構な頻度で夜になると電力の供給が厳しくなり、40Wの電球が就寝灯ぐらいの明かりになってしまうため、ロウソクで明かりをとり、夕食を食べた。夕刻以降の寒さは暖炉で暖をとった。その頃は薪に関する知識もないので脂の多い松ぼっくりで焚付をして、生木みたいな薪をがんがん燃やしていた。

約3年過ごしただけなのにマラウイに帰りたいなと時々無性に感じる時がある。あんな人里はなれた陸の孤島みたいな場所にずっと住みたいというわけではないけれど、あれが私たちの故郷を想うということを意識する原体験みたいなものになっているような気がする。

それ以降、旅の途中で立ち寄り、中長期に渡り過ごしたいくつかの街の中ではニュージーランドのクライストチャーチが、私たちの求める条件を考慮すると最も理想に近い街だと思う。スイスにも素晴らしい景色、素敵な村がいくつもあったけれど、旅の途中で通り過ぎただけだったからか、残念ながらそこを故郷にする気は起こらなかった。

刺激的な遊びや、華やかなお店などはなくてもいいから、慎ましやかに、シンプルな暮らしの中、家族が優しく過ごすことが出来そうな場所に住みたいと思っていた。


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はい、喜んで、リンクお願いします。
そして、これからもごん近所としてよろしくお願いします。

こんばんは。cocoです。
ブログがあるのを知って早速拝見しにきました。
土地探しは、ほんとに百人百様ですね。
でも、自分達が住みたいと思う景観、街並み、人々の暮らし方などの
好みが非常に似ているなぁ~と思って読んでいました^^
この先も楽しみです♪
私のブログにリンクしてもいいですか?


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