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2017-08

イエメン通りのアパート - 2013.01.24 Thu

我が家がエジプトに赴任して、初めに住んだアパートはカイロのモハンデシーンというエリアのイエメン通り沿いにありました。赴任直後はとりあえず一週間程度ホテルを前もって予約していますが、特に子供たちは日中をホテルの一室で過ごすのは大変だということで、赴任の数日後からアパート探しを開始しました。

エジプトでのアパートの探し方は、不動産屋に保管されている写真付きの物件ファイルの中から、条件の合ったもの、興味のあるものを何軒も選び出し担当者に告げると、その後担当者が物件のオーナーに確認を取りまだ空き室であるものを日程を調整して後日見にゆく、という感じでした。そうやってアパートを3つほど見学し、1つに決めようかと考えていたところその1つのオーナーから値段を上げたいという連絡が入りあえなく断念、もう一度ファイルをめくり直すか…というところに新たに貸し物件として飛び込んできたのが初めてお部屋を貸し出すオーナーの持つイエメン通りのアパートでした。

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このアパートは、賃貸用ではなく両親が娘のために作ったばかりのものだということで建具などがしっかりしている印象を受けました。写真のドアなどは金属フレームにガラスがはめ込まれていて、割れてしまわないかドキドキモノでした。誤ってドアを勢いよく開けたりして割ってしまっては困るので、住んでいる間はほぼずっと開けっ放しにしていました。

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リビングルーム(間取り図にはシッティングルームとありました)はこじんまりとしていて、なんとなくホッとする空間でした。飾り棚には照明付きでした。

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キッチンの天板は人造大理石、オーナーに「レモンの汁だけはかけないで」と注意を受けました。これから家作りを計画してゆくという段階にいた私たちにとっては、色々なことを考えるのに良いキッチンでした。

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ベッドルームはメインと子供部屋の2部屋でした。

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玄関を入ってすぐ正面にトイレがあり、メインベッドルームと子供部屋の間にバスルーム兼トイレがありました。

1053576164_40.jpg ソファ
これまで紹介してきた部屋の他に、レセプションルームという名前の部屋がありました。いわゆる客間というやつですが、これが何とも広くて、丸いテーブルと椅子のセット、そしてエジプトらしい豪華なソファセットが置かれてもなお、まだまだ広い空間が残るほどの部屋でした。

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我が家もごくたまにはお客さんを招いて食事会をしたりはしましたが、基本的にはほとんど活用の機会がありませんでした。折角の広い空間なので、プラレールの線路を心ゆくまで広げてみたところ、子供たちは大喜びしていました。

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暑さの厳しいエジプトでの家の選定基準は、まず夏涼しいこと。このアパートは2階にあって、あまり日が入らなかったのでとても暗いけれど、夏でもほとんどエアコンを入れることなく過ごすことが出来ました。その代わり冬は寒くて、暖房のためにエアコンをぼちぼち使っていました。

家族用に作られた部屋だったからか、新しい物件だったからか、電球がすぐに切れてしまうというどのアパートでもよくあるトラブルの他は、ほとんど何の問題も起こることなく過ごすことが出来た1年間でした。見てくれはよくても中身はぼろぼろというのが多いカイロのアパートでは結構貴重な物件でした。オーナーが破格の値上げを言い出さなければ、おそらくそのまま住んでいただろうと思います。残念ながら契約更新時にオーナーから3割以上の値上げを宣言され、我が家は新しいアパートを探すことにしました。


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● COMMENT ●

おちゃさん

地中海のアフリカ側は確かに日本人からするとかなり異文化を感じられる面白い国が多いような気がします。エジプトだけでもマルサマトルーフ、アレキサンドリア、スエズ、ダミエッタなど個性的で、それなりに聞いたことのあるような名前の町が並んでいます。

観光は疲れるけれど、のんびり過ごすにはいいところだと思います。

うらやましいことです。
私も一度行ってみたい。
お父さんが外交官で、幼少時に
エジプトにいたという人がかつて
私の上司でした。アフリカの
地中海沿いは昔から憧れです。

おちゃさん
気にいっていただけましたか。

エジプトは建具や家具の製造も盛んで、つめは甘いけれどアンティーク風の造作もお手の物でした。
地中海沿いのダミエッタという家具の街には小さな家具工房がたくさんあり、オーダー家具も気軽に格安で販売していました。国内以外の主な顧客はヨーロッパで、あちらでよく見ていた家具とほぼ同じものが日本で数倍の値段で売っているのを見ることもあるくらいです。

建物は古いものも多いけれど、我が家はそうでもなかったです。いずれにしても鉄筋コンクリートの柱に壁はいいかげんなレンガ積みで、地震がきたらまずもたないだろうという建物ばかりです。

冬寒いといっても通常寒くて10度、家の中は20度近くあります。夏が40度以上になり、大理石の床の石が冷たくて底冷えするので、寒く感じるといったところです。私がいる間にアレクサンドリアという町で雪が降りましたけれど、それは本当に珍しい現象ということでした。

大理石の床の家はエジプトで初めて住みましたけれど、本物の石の質感はいいものです。そういった意味ではとても風情のある暮らしです。

私が、ここ住みたいです。
しっかりした内装材や建具。ピラミッドのお国の家は立派。
建物は新しいんですか?

冬寒いとありましたが、そもそもお住まいだったエリアは
東京あたりと比べて、冬の気温はどんなもんだったのでしょう?


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